除草剤の正しい使い方がイマイチわからない…
除草剤を使用するときに注意すべきことはなに?
農業を始めるなら、除草剤の正しい使い方を把握しておく必要があります。
この記事を読んで分かることは以下のとおりです。
- 除草剤を散布する手順
- 除草剤に必要なアイテム
- 除草剤を散布するときのコツ
- 除草剤の効果を引き出すタイミング
- 農業の現場で使用されている除草剤
この記事を読めば除草剤の使い方に悩まず、準備すべきアイテムや散布するときの注意点などを知ることができます。
毎年200枚以上の畑・田んぼを除草作業していた経験を元に解説するので、読んでみてください。
ライター:相馬はじめ
- 農業法人に8年間勤務
- 現場リーダー、SNS運用担当
- 得意な作物:キャベツ・白菜・じゃがいも・米・麦・そば
除草剤の使い方|準備するアイテム5選
除草剤を散布するときに使うアイテムは以下の5つです。
準備するアイテムについて、1つずつ解説します。
背負い噴霧器|手動式・エンジン式・バッテリー式から選ぶ
除草剤を効率的に散布するには、背負い噴霧器が必要です。
背負い噴霧器のメリットは以下のとおりです。
- 半自動で散布できる
- 歩きながら散布できる
- ジョウロよりも容量が豊富
背負い噴霧器には大きく分けて手動式・エンジン式・バッテリー式の3種類があり、それぞれの特徴は以下のようになります。
タイプ | 特徴 |
---|---|
手動式 | タンクに付帯するレバーを手で上下に動かすことで、タンク内に圧力をかけて散布 |
エンジン式 | ガソリンとエンジンオイルを混合した燃料を元に駆動して散布 |
バッテリー式 | 充電式のリチウムイオンバッテリーから電力を供給し、静音かつエコに散布 |
手動式の噴霧器は本体価格が安かったり燃料が必要なかったりするため、個人や兼業農家さんにも手軽に導入できます。
一方で、規模が大きい農家さんや農業法人は管理する農地が多いため、エンジン式の噴霧器を使って除草剤を散布します。
水を運ぶタンク|300リットル入るタンクを選ぶ
除草剤の散布は常に水を使用するため、300リットルのタンクが必須です。
タンクに水を入れて運べると、畑や田んぼを移動しながら効率的に除草作業できます。
300リットルのタンクを選ぶ理由は、軽トラックの最大積載量を超えないためです。
除草剤の散布は軽トラックを使って移動しながら作業することが一般的ですよ。
積載量をオーバーして水を運ぶのは事故につながるリスクがあるので、300リットルのタンクを選びましょう。
5リットルのバケツ|注ぎ口が付いているタイプがベスト
水を運ぶタンクにあわせて用意したいのが、5リットルのバケツです。
5リットルのバケツを選ぶ理由は以下のようになります。
- 水の注ぎ入れがラク
- サイズがちょうどよい
- ホームセンターですぐに手に入る
バケツが大きすぎるとこぼしやすく、小さすぎると注ぐ手間が増えるため、5リットルのバケツはちょうどよいサイズになりますよ。
注ぎ口が付いている5リットルバケツであれば、噴霧器により注ぎやすくなります。
デジタルスケール|除草剤の使用量を的確に素早く測れる
除草剤の使用量を正確かつ素早く測るうえで、デジタルスケールは欠かせないアイテムです。
除草剤は使用量を守ることが前提になるので、デジタル画面で数字をチェックできるデジタルスケールは重宝します。
計量カップを使う方法もあるのですが、毎回目線の高さにカップを持ってきて除草剤を測るのは不正確であり手間な作業になりますよ。
デジタルスケールを選ぶときは、画面が大きいタイプを選んで見やすさを重視しましょう。
取っ手付き計量カップ|取っ手があると除草剤を投入しやすい
除草剤を量るときに使うカップは、取っ手付きの計量カップがおすすめです。
取っ手付きの計量カップをおすすめする理由は以下のとおりです。
- 注ぎやすい
- 手に除草剤が付着しない
- デジタルスケールの電池切れに対応できる
取っ手があることでカップを直接持つ必要がないため、手に除草剤が付着するのを防げます。
カップの周りに除草剤の原液が垂れてしまうことがよくありますよ。
畑でデジタルスケールの電池が切れた場合でも、計量カップにはメモリが印字されているため、除草剤をいつでも量れることもメリットです。
除草剤の使い方|安全に散布するための7つの装備品
除草剤を散布するときに使う7つの装備品は以下のとおりです。
除草剤を安全に使うために欠かせないアイテムを、1つずつ紹介します。
帽子|髪や頭皮への飛散を防ぐ
除草剤は地面に向かって散布する一方、大気中にも舞うため帽子を被って防ぐことが必須です。
帽子を被らずに散布すると、髪の毛や頭皮に除草剤特有のニオイがつきます。
帽子を選ぶなら以下のものを選ぶとよいでしょう。
- ツバが広いタイプのハット
- スポーツタイプのキャップ
帽子がないときの代替手段としては、タオルを頭に巻くのも1つの手段ですよ。
長靴|除草剤がかかっても染みない
長靴は除草剤を使うときだけでなく、農業には欠かせないアイテムの1つです。
除草剤を使うときに長靴を履くメリットは以下のようになります。
- 除草剤から足元を守れる
- 汚れても簡単に水洗いできる
- 濡れた雑草の上を歩いても滑らない
除草剤を散布するときは足元から膝下まで必ず濡れるので、長靴を履くことは絶対です。
農業では自分の足にあった長靴を1足持っておくだけで、作業の効率性や疲れにくさが変わります。
ゴム手袋|除草剤による手荒れ防止
除草剤を使うときは、ゴム手袋を着用することが必須です。
ゴム手袋を着用すれば、以下のようなシーンで除草剤が付着するのを防げます。
- 除草剤をカップに注ぐとき
- 除草剤を散布しているとき
ニトリルのゴム手袋や耐油性の手袋を使用して、除草剤から手を守りましょう。
長ズボン|脚まわりに飛散する除草剤を防止
除草剤を使うときは長ズボンを着用して、脚まわりを保護しましょう。
足を露出するような半ズボンだと除草剤が皮膚に付着するので、長ズボンを着用するのは必須です。
防水性のヤッケを重ね履きすれば、ズボンに染み込むのを防止できますよ。
長袖シャツ|腕や肩への付着を防ぐ
除草剤を使う際は腕や肩にも付着するので、長袖シャツを着用しましょう。
気温が高くなる春や夏は、長袖タイプのコンプレッションインナーを着用することで、暑さ対策と除草剤の付着を防げます。
長袖のコンプレッションインナーは日焼け防止にもなるので、現代の農業では必須のアイテムですよ。
防塵メガネ|目や目周りの悲惨を防ぐ
除草剤を使うときは防塵メガネを着用して、目や目の周りを保護しましょう。
除草剤は地面に向かって散布するのですが、以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 急に風が吹いて顔に飛散する
- 噴霧器のノズルが上に向いて飛散する
上記のようなトラブルが起きても防塵メガネを着用していれば、安全を確保できます。
万が一除草剤が目にかかってしまったら急いで水洗いをし、違和感がある場合は病院を受診しましょう。
農薬用のマスク|除草剤の吸い込みを防止
除草剤を使うときは農業用のマスクの着用が必須です。
除草剤による中毒を防ぐために、農業用のマスクを着用する必要があります。
除草剤の製造メーカーや農林水産省もマスクの着用を推奨していますよ。
農薬用のマスクはホームセンターや農業資材館で手軽に購入できるので、1ケース常備しておくとよいでしょう。
除草剤の使い方|抜け漏れなく散布する2つのコツ
除草剤を使って雑草を確実に枯らすコツは以下のとおりです。
ここでは除草剤を使う際に意識するポイントを解説します。
除草剤は雑草の成長点に散布
除草剤を雑草に散布するときは、「成長点に向かってかけることを意識」しましょう。
除草剤は雑草の成長点にかかることで効果を発揮します。
雑草の成長点は以下の2箇所です。
- 頭頂部分
- 茎と葉が枝分かれしている部分
頭頂部分は、雑草の一番高いところを指します。
茎と葉が枝分かれしている部分も成長点になるので、満遍なくかける必要があります。
成長点を意識して散布することが雑草を抑えるコツですよ。
除草剤を散布する動作は一定にする
除草剤を抜け漏れなく散布するには、一定の動作に固定する必要があります。
動作を固定せずに散布してしまうと、除草剤がかかっていないポイントが発生するからです。
散布時の基本動作は以下のとおりです。
- 噴霧器のノズルは地面に対して平行に保つ
- ノズルは左右にゆっくりと一定のリズムでスイングする
ノズルはスイングする幅を道幅に合わせることで、抜け漏れが防止できます。
枯れていない雑草が部分的に残っていると「トラ模様になっている」と、農家さんに指摘されますよ。
除草剤を散布するときは、ノズルを一定の速度と幅で動かすことで抜け漏れを防止できます。
除草剤の使い方|除草剤の効果を引き出すタイミング3選
除草剤を使うときにおすすめのタイミングは以下のとおりです。
除草剤の効果を引き出すにはタイミングが重要なので、1つずつ解説します。
風がないとき
風がないときに除草剤を使うメリットは以下のとおりです。
- 雑草へ確実に散布できる
- 雑草に除草剤が浸透する
- 除草剤が飛散するリスクを減らせる
除草剤は風が吹いていると雑草にうまく散布できないので、無風での使用が推奨されます。
風があると除草剤が浸透する前に乾いてしまうおそれや、隣の畑にかけてしまうリスクがあります。
風速3m以上あるときは日を改める方が、除草剤をムダにしませんよ。
晴れているとき
除草剤を使うタイミングは晴れているときです。
太陽が出ていることで雑草たちは栄養を吸収しやすい状態になり、除草剤もよく浸透します。
曇っていても問題なく散布できる一方、雨予報があるときは散布するのを控えてください。
散布後に雨が降ってしまうと効果が出ないおそれがありますよ。
雑草が生え始めてきたとき
雑草が生え始めてきたときは、除草剤を効率的に散布するチャンスです。
主な理由は以下のとおりです。
- 雑草の背丈が低く散布しやすい
- 除草剤を使用する量が節約できる
- 雑草が種をつける前に除去できる
雑草は生育初期段階であれば、除草剤の効果を受けやすくカンタンに枯れます。
雑草が生えてきているのを目視で確認できたら散布を開始しましょう。
また雑草の高さが30cm以上ある場合は、草刈り機やカッターを使って除草するほうが除草剤をムダにせずに済みます。
除草剤の使い方|散布するときに注意すべき5つのこと
除草剤の使い方で注意するべき5つのことは以下のとおりです。
除草剤を使う前に知るべき注意点について、それぞれ解説します。
使用量を守って散布する
除草剤の効果を引き出すためにも、農薬メーカーが推奨する使用量を守りましょう。
除草剤のボトルには、それぞれ推奨する希釈倍率が記載されています。
除草剤の量が多すぎると土壌に影響を与えるリスクがあり、少なすぎると枯れないなどのトラブルが起こります。
除草剤を使用するときはボトルのラベルに目を通しましょう。
11月〜3月の散布は控える
気温が低い11月〜3月は雑草の成長が停滞し、栄養を吸収しにくい状態になります。
そのため除草剤を雑草に散布しても吸収されず、効果を望むことは困難です。
補足として、除草剤の製品によっても低温時に使用できるものもあります。
たとえば「クロロIPC」という除草剤は、気温20度以下で効果を発揮する冬の畑に適した製品となっていますよ。
隣の畑に作物がないかチェックする
除草剤を使うときは、隣の畑に作物がないことをチェックしてから使用しましょう。
誤って作物に除草剤をかけてしまうと、トラブルの要因になりかねません。
作物がある場合の対処法は以下のとおりです。
- 散布しない
- 草刈り機を使って除草する
草刈りした場合にも、刈り取った雑草は自分の敷地内に片付けましょう。
農地は畑が隣り合っているため、状況に合わせて柔軟に除草剤を散布する必要があります。
除草剤が余った場合は冷暗所で保管する
除草剤が余った場合は冷暗所で保管することが一般的です。
除草剤を冷暗所で保管する理由は以下のようになります。
- 成分の劣化防止
- 高温による変異防止
直射日光が当たるような場所だけでなく、子供の手が届くところに保管するのもNGです。
農林水産省では、農薬を保管する場所は鍵付きの保管庫にすることを推奨しています。
除草剤を保管する場所はあらかじめ決めておけば、管理がラクになりますよ。
非農耕地用の除草剤は畑・田んぼに使えない
除草剤のタイプには大きく分けて以下の2つがあります。
種類 | 使える場所 |
---|---|
農耕地用 | ・畑 ・田んぼ ・果樹園など |
非農耕地用 | ・道路 ・駐車場 ・工業地帯など |
非農耕地用の除草剤は農地での使用を禁止しており、畑や田んぼで使うと土壌や作物に薬害を与えるリスクがあります。
除草剤を使用するときは製品のラベルをチェックし、農耕地用の除草剤であることをチェックしましょう。
農地で使用できる除草剤は農林水産省の登録番号を取得していますよ。
除草剤の使い方によくある質問5選
除草剤の使い方によくある質問5選は以下のとおりです。
上記の疑問に対して、1つずつ回答していきます。
除草剤で枯れた雑草はそのままでいいですか?
除草剤で枯れた雑草は腐って土に溶けてなくなるので、散布後は放置でOKです。
雑草が大きい場合は枯れた茎だけが残ることがありますよ。
除草剤の種類や時期によっても異なりますが、散布してから1〜2ヶ月前後は放置でよいでしょう。
除草剤は雨が降った次の日でも散布できますか?
雨が降った翌日でも除草剤を使うことはできますが、効果を十分に発揮できないおそれがあります。
効果を発揮できない要因は以下のとおりです。
- 除草剤が流れ落ちる
- 除草剤の希釈が薄まる
- 雑草の吸収率が低下する
雑草の葉や茎には水分が付着しているため、除草剤を散布しても流れ落ちたり薄まったりする可能性があります。
雨により雑草は水分を多く含むため、除草剤の吸収率も低下しています。
1日空けてから除草剤を散布するのが理想ですよ。
除草剤の効果が出るまでに何日くらいかかりますか?
除草剤の効果は多くの場合、2〜7日前後を目安に出てきます。
除草剤の効果が雑草に現れると、以下の様子が見られます。
- 色が黄色くなる
- 全体的にしおれる
適量かつ成長点にうまく散布できていると、翌日には頭を下げてグッタリしていますよ。
雑草が枯死(こし)するまでには、おおよそ2週間〜1ヶ月の期間を要します。
一生生えてこないようにできる除草剤はありますか?
一生生えてこないようにできる除草剤は現状ありません。
塩をまいて除草する方法があるのですが、土壌の性質や生態系に悪影響を与えるリスクがあるため、控えることが推奨されます。
雑草を刈った直後に除草剤を散布しても効果はありますか?
雑草を刈った直後に除草剤を散布することは、基本的におすすめしません。
刈ってしまうと栄養を取り入れる経路が断たれ、除草剤本来の効果を出すのが難しくなるからです。
雑草は頭頂部や葉、茎から除草剤を吸収して枯れていきます。
一方で背の高い草(30cm以上)は、草刈り機で刈り取る方が効率的に処理できますよ。
【厳選】農業の現場でも使われるおすすめの除草剤5選
農業の現場で使用されるおすすめの除草剤5選は以下のとおりです。
ここで紹介する除草剤はすべて農地で使用できる種類となっています。
雑草に対する効果や特徴について解説します。
バスタ|作物がある畑もOK
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 3,000円前後/500ml |
有効成分 | グルホシネート18.5% |
性状 | 青緑色水溶性液体 |
毒性 | 普通物 |
効果の発現 | 散布後2〜5日 |
適用雑草 | ・イネ科 ・広葉雑草 ・一年生雑草 ・多年生雑草など |
農林水産省登録番号 | 第20958号 |
バスタは広葉雑草やイネ科などのさまざまな雑草に対して、効果を発揮してくれる除草剤です。
畑や田んぼ周りだけでなく、作物があるウネの間にも使用できます。
対象としている作物の品目は90種類以上です。
バスタは即効性にも優れているので、雑草を早く枯らしたい農家さんにおすすめできる除草剤ですよ。
ザクサ|日陰の草も枯らせる
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 2,300円前後/500ml |
有効成分 | グルホシネートP ナトリウム塩11.5% |
性状 | 青色水溶性液体 |
毒性 | 普通物 |
効果の発現 | 散布してから数日後 |
適用雑草 | ・イネ科 ・一年生雑草 ・多年生雑草など |
農林水産省登録番号 | 第22901号 |
ザクサは畑から果樹園、庭先まで気兼ねなく使用できる除草剤です。
除草剤は日のあたる場所で効果を発揮しやすい一方、ザクサは日陰にある雑草も確実に枯らします。
枯らすことが難しいスギナやツユクサなどの地下茎系の雑草にも対応しています。
ザクサは頑固な雑草に悩んでいる農家さん必見の除草剤ですよ。
サンフーロン|低コストで利用できる
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 1,000円前後/500ml |
有効成分 | グリホサート イソプロピルアミン塩41% |
性状 | 黄色水溶性液体 |
毒性 | 普通物 |
効果の発現 | 2〜14日程度 |
適用雑草 | ・イネ科 ・一年生雑草 ・多年生雑草など |
農林水産省登録番号 | 第18814号 |
サンフーロンはジェネリック農薬(後発農薬)に当たる除草剤です。
1本(500ml)あたり1,000円前後で購入できることから、コストがかけられない農家さんにも利用できます。
安いだけでなくイネ科や一年生雑草、多年生雑草など、雑草全般を枯らせることに期待できます。
サンフーロンは毒性試験や薬害試験などのテストをクリアした、安全面にも配慮された除草剤ですよ。
ゴーゴーサン|防草効果を持つ除草剤
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | 2,500円前後/500ml |
有効成分 | ペンディメタリン |
性状 | 乳剤 |
毒性 | 普通物 |
効果の発現 | 土壌処理型 |
適用雑草 | ・一年生イネ科雑草 ・一年生広葉雑草など |
農林水産省登録番号 | 第22176号 |
ゴーゴーサンは土壌処理タイプの除草剤です。
雑草の種が発芽する前に成長を阻害することで、防草に期待できます。
ゴーゴーサンは雑草が生える前に先手を打てる除草剤となっていますよ。
ラウンドアップマックスロード|1時間足らずで浸透する即効性
項目 | 詳細 |
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価格 | 2,000円前後/500ml |
有効成分 | グリホサート カリウム塩液剤 |
性状 | 淡黄赤色澄明水溶性液体 |
毒性 | 普通物 |
効果の発現 | 2〜7日ほど |
適用雑草 | ・イネ科 ・一年生雑草 ・多年生雑草など |
農林水産省登録番号 | 第21766号 |
ラウンドアップマックスロードは、散布してから1時間後に雑草へ浸透する即効性のある除草剤です。
散布後に雨が降っても効果を期待できる、使い勝手のよい除草剤となっています。
他にも低温時や朝露が付いた状態でも、効果を発揮できる特徴を持ちます。
ラウンドアップマックスロードは散布時に希釈する水量が少なく済むため、重たいタンクを背負う必要がありませんよ。
【まとめ】除草剤の使い方
除草剤を使うのに必要な知識やアイテム、散布するときのコツなどについて幅広く紹介しました。
除草剤は畑や田んぼの雑草を抑制するのに、欠かせないアイテムです。
除草剤を使うときは使用上の注意を守ることが前提になります。
除草剤の正しい使い方を把握して、雑草に悩まない農業を実現しましょう。
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