キャベツは4株。品種は「若女将」

購入したキャベツは、増田採種場の品種「若女将(わかおかみ)」です。
「若女将」は4月〜5月中旬どりのキャベツなので、まさに春作向きの品種。
多くの土地で栽培しやすい特徴から、日本各地で作りやすいとのこと。
また増田採種場は個人的に思い入れがある種苗メーカーなので、その品種を育てられるのはうれしい。
ブロッコリーは3株。品種は「ラウンドスター」「緑嶺」「アレッタ」
ラウンドスター

ブロッコリーのラウンドスターは、朝日アグリアの代表にもなる品種の1つです。
形状や肥大のちょうどよさに加え、アントシアニンという色素の発生をなくしたアントシアンレスの品種になります。
アントシアンレスについて

ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は、アントシアニンという紫の色素を発生させる特徴があります。
これはポリフェノールで、ブルーベリーなどに含まれる成分と同じです。
しかしスーパーに並ぶ際、このアントシアニンによる紫色が消費者からは「傷んでいる」「きれいじゃない」などの誤解を招く要因になりました。
その経緯から種苗メーカーはアントシアニンの発生をなくした、アントシアンレスの品種を開発しました。
緑嶺(りょくれい)

緑嶺はサカタのタネのベーシックな品種のブロッコリーです。
家庭菜園から農家にも支持される万能選手。
ブロッコリーをはじめて栽培する人にも、扱いやすいです。
アレッタ(ブロッコリー×ケール)

アレッタはブロッコリーとケールをかけ合わせたことで生まれた三重県の種苗メーカー、ナコスの品種です。
ブロッコリーとケール。どちらもアブラナ科で栄養価はともにトップクラスの野菜。アブラナ科の皇帝かもしれません。
スティックセニョールやスティックブロッコリーと言われます。
正直、ボクはこのアレッタという品種を知りませんでした。
ホームセンターに売っていたので、興味があり試しに一株購入しました。
ブロッコリーもケールも好きなので、収穫して食べるのが楽しみです。
春作のアブラナ科は「コナガ」や「ヨトウムシ」に注意

4月中旬から気温が高まり、虫たちも活発になります。
そこで注意したいのが、コナガやヨトウムシ、アオムシなどの虫たちです。
アブラナ科大好きすぎる彼らは、油断も隙もなく食い尽くしてきます。
無事に収穫を迎えたいなら、雑草対策から農薬による防除までを行いましょう。
家庭菜園でさまざまな農薬を準備するのは手間で管理も大変なので、総合防除に適した「ベニカXネクストスプレー」がおすすめです。
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