ほうれん草と小松菜の栽培にならい、まずは土作りから見直すことにしました。
前回の記事をまだ読んでいない人は、こちら>>第9回:ついばまれたほうれん草と小松菜からチェックしてみてください。
動物性堆肥と植物性堆肥を併用して肥沃な土壌にする
埼玉県にある大利根のカインズへ行き、以下の堆肥を購入しました。
無事に「完熟堆肥」を購入できました。売り場に行くと、堆肥の多くが発酵と書いてあるものばかりで、完熟という二文字がなかなか見つけられませんでした。堆肥についての知識がなかったら、間違いなく発酵堆肥を買ってました。
堆肥を購入する時は、成分やパッケージの文章を読んで「完熟」の二文字があるのを確認しましょう。
完熟堆肥と発酵堆肥については、第9回の記事で解説しています。あわせて読んでみてください。
そして牛ふんの購入にあわせて、木の葉100%と書かれている腐葉土も一袋購入。
植物系の堆肥では、バークやもみがらなどがありますが、腐葉土がもっとも扱いやすく入手もしやすいです。
畑に牛ふんと腐葉土をまんべんなく散布したら、クワをつかって耕します。
ちなみに、1月に耕すと「寒起こし(かんおこし)」の効果も得られます。
寒起こしも土壌消毒の一種になります。
まんべんなく耕せたらOKです。また雨が降らず乾燥していたため、地面全体を湿らす程度に水を散布しました。これでよく馴染みます。
偶然に買えた種イモ「キタアカリ」
堆肥を購入するついでに、種イモも探しました。店員さんに尋ねると、すでに入荷されているとのこと。購入したのはキタアカリ。
そして、1月は状態のよい種イモが手に入る時期でもあります。
購入時期を逃すと、芽が出すぎていたりサイズが大きいものばかりといった種イモを買わざるおえません。ちょっと小ぶりくらいの種イモが買えるとナイスです。
また、ジャガイモ農家は、種イモの芽出しをする前に消毒します。ジャガイモは、病気やウイルスに弱い野菜でもあるため、植える前の防除も重要です。
消毒にはアタッキン水和剤という薬剤が用いられます。
アタッキン水和剤は100g千円前後で購入できます。農薬の中でもお手軽です。
家庭菜園の場合、種イモを消毒するか迷いますが、確実に収穫したいなら消毒しておくことをおすすめします。
種イモの消毒は簡単です。
種イモの消毒方法
バケツに水を張り、アタッキン水和剤を溶かして種イモを浸けるだけです。
10秒たったら取り出して、後は日陰で乾かします。
種イモの芽出しについては、また後日紹介しますね。
今回は堆肥を購入し、散布して寒起こしも兼ねて耕しました
堆肥をまいたらよく混ぜ合わせて土壌になじませることが肝心です。種イモを買えたのはラッキーでした。
ただ1月である現在はまだ植える時期には寒すぎるので、種イモはしばらく日に当てず、芽が出るのを防ぎます。
一方で、種イモは購入したらアタッキン水和剤などの薬で消毒しておくと、病害虫にやられるリスクが減らせます。
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