2025年2月、太平洋に面する茨城県古河市は毎日強風が吹きすさんでいます。
雨も少ないため、畑の土がひたすら舞います。強風下での農作業はとことん捗りません。
春に出荷される作物のほとんどはトンネルが必須です。
そしてこのトンネルが強風に耐えられるのかも、農家の腕が試されます。
トンネル設置時のポイントは風向きです
トンネルを設置する時にチェックしたいポイントは、ズバリ風向きです。
特に2月は北風が強まる傾向にあります。
北風を横からモロに受けるトンネルの配置は、損壊する確率を高めます。この北風をモロに受ける配置とは、東西の向きにトンネルを設置することです。
自由の利く畑であれば、トンネルの頭は北・お尻は南というように設置するのがいいでしょう。

もちろん、西風が強いケースもあります。なので、トンネルのビニール部分はヒモで固定することも欠かせません。
ヒモを貼るときもキツすぎるとかえってビニールを裂いてしまう原因になるので、たゆまない程度に抑えつけるのがいいでしょう。
2月の強風。農業は精神力が試される
クソ寒い北風に長時間当てられる。これが農業の過酷な場面でもあります。
一方で、防寒着による対策は常に進化を遂げていると感じます。電熱ジャケットというアイテムは、2010年ごろにはまだありませんでした。
当時この便利グッズがない中、多用というかマストだったのがヤッケです。

ヤッケは軽いながらも口元・頭も覆える畑仕事の寒さ対策に必須のアイテムです。
上下着用するのがおすすめです。
強風による土ぼこりだけでなく、地面に座ってもズボンを汚さずにすみます。
強風でも太陽があるとあたたかい
ヤッケは強風を防げることに加え、太陽の熱も逃さないので体が温まります。通気性ほぼ皆無で、昼間は暑くて脱ぎたくなることもあります。
また農業してると衣類汚れるの当たり前すぎて、洗うのほんとめんどうですよね。それ、ヤッケをいちばん上に着るだけで解決します。
そして砂・土がついたヤッケは作業後に払い落として、外や玄関にかけておけばOKです。
強風が吹きすさぶ2月〜4月は、ヤッケを活用して寒さと汚れを防ぎましょう。
ヤッケを買うならワークマンがいちばん手頃です。上下あわせても1,000円前後でゲットできます。
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