第16回:風強すぎて農作業進まない農民

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2025年2月、太平洋に面する茨城県古河市は毎日強風が吹きすさんでいます

雨も少ないため、畑の土がひたすら舞います。強風下での農作業はとことん捗りません。

春に出荷される作物のほとんどはトンネルが必須です。

そしてこのトンネルが強風に耐えられるのかも、農家の腕が試されます

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トンネル設置時のポイントは風向きです

トンネルを設置する時にチェックしたいポイントは、ズバリ風向きです。

特に2月は北風が強まる傾向にあります。

北風を横からモロに受けるトンネルの配置は、損壊する確率を高めます。この北風をモロに受ける配置とは、東西の向きにトンネルを設置することです。

自由の利く畑であれば、トンネルの頭は北・お尻は南というように設置するのがいいでしょう。

ビニールトンネルの向きは北南

もちろん、西風が強いケースもあります。なので、トンネルのビニール部分はヒモで固定することも欠かせません。

ヒモを貼るときもキツすぎるとかえってビニールを裂いてしまう原因になるので、たゆまない程度に抑えつけるのがいいでしょう。

2月の強風。農業は精神力が試される

クソ寒い北風に長時間当てられる。これが農業の過酷な場面でもあります。

一方で、防寒着による対策は常に進化を遂げていると感じます。電熱ジャケットというアイテムは、2010年ごろにはまだありませんでした。

当時この便利グッズがない中、多用というかマストだったのがヤッケです。

冬の農作業に必須のアイテム・ヤッケ

ヤッケは軽いながらも口元・頭も覆える畑仕事の寒さ対策に必須のアイテムです。

上下着用するのがおすすめです。

強風による土ぼこりだけでなく、地面に座ってもズボンを汚さずにすみます。

強風でも太陽があるとあたたかい

ヤッケは強風を防げることに加え、太陽の熱も逃さないので体が温まります。通気性ほぼ皆無で、昼間は暑くて脱ぎたくなることもあります。

また農業してると衣類汚れるの当たり前すぎて、洗うのほんとめんどうですよね。それ、ヤッケをいちばん上に着るだけで解決します。

そして砂・土がついたヤッケは作業後に払い落として、外や玄関にかけておけばOKです。

強風が吹きすさぶ2月〜4月は、ヤッケを活用して寒さと汚れを防ぎましょう

ヤッケを買うならワークマンがいちばん手頃です。上下あわせても1,000円前後でゲットできます。

はじめの野菜・花の栽培日誌

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